6月20日にアマゾンジャパンにて液晶画面付きのスマートスピーカー “Amazon Echo Spot”の予約が開始しました。
価格は1万4980円で7月末からの出荷が予定されています。(ちなみにEcho Spot自体は半年前にアメリカで発表されています) Good Lemon Technologyオフィスでは既に2台のAlexaが活躍していますが、スマートスピーカーをすでにお持ちの方/そうでない方がそれぞれどのような点に注目するべきかをまとめたいと思います。
– 基本機能とAmazon Echo Dotとの違い
従来のAmazon Echoやほかのスマートスピーカーと同様、声での操作に対応します。ただし従来との違いとして、2.5インチのディスプレイがついています。これまでは音声だけでしたので、例えばニュースを延々と読み上げてしまったり、買い物候補をたくさん提示しすぎてしまうといった問題が緩和されると思われます。置いておくと時計や天気を表示する機能もあります。天気を聞くことがメインだったあなたはもはや話しかけなくても良くなります。(存在意義の議論は置いておきましょう)
人間はやはり聞いただけでは理解できない生き物ですので、視覚情報も追加するというのは自然な進化であると考えられます。まさに”顧客が本当に必要だったもの”(※) と言えるのではないでしょうか。
ディスプレイ付きのスマートスピーカーといえばライバルのGoogleもGoogle I/O 2018にて”Googleスマートディスプレイ”を発売することを明らかにしています (ただし日本語対応については言及なし)。
Googleスマートディスプレイは7月発売。動画も地図も見られる画面付きGoogleアシスタント
https://japanese.engadget.com/2018/05/08/google-7-google/
また、時を同じくしてLINE株式会社はディスプレイ付きのスマートスピーカー「CLOVA Desk」の発売を発表しています
LINE、ディスプレイ付きの「Clova Desk」
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1130109.html
Echo dotで使えるスキルの中には既にSpot対応をしているものも多いということで、これからますます便利に拡張されていくでしょう。
その中でも有力と思われるのが、Echo Spot同士のコミュニケーション機能です。今はSkype, LINE, FaceTime などで気軽に連絡を取り合える時代になりましたが、SNSのチェックやゲームなど、ずっと触っていたいスマートフォンの画面を塞いでしまうという問題点があります。
詳細な仕様などは明らかになっていませんが、まさに新しい時代のテレビ電話機といえるのではないでしょうか。
※ http://www.projectcartoon.com/ を参照。なぜか最近になってゲームまで登場し、再び注目を集めています。
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